【はじめに】
Accuphase(アキュフェーズ)は、日本のオーディオ機器メーカーで2022年(令和4年)に創立50周年を迎えました。
Accuphaseのプリメインアンプの末弟が、E-280になります。
(写真は、DENON PMA-600NEになります。)
はじめてE-280の音を聞いたとき、B&W607S2AEを初めて聞いた時のように、衝撃的な感動を覚えました。
「心揺さぶられた」という感じです。
美しすぎる音で言葉を失いました。
オーディオもですが、エントリー価格帯のモデルから入門するとステップアップするときに迷わないで済むのでおすすめです。
価格は高いですが誰もが感動してしまう音のE-280は、オーディオ入門者がいきなり買うのもありかもしれないと思ってしまいました。
それはとても簡単な理由で、廃れない美しい音色を持っているからです。
価格も価格なので買ってしまって音が、やっぱり自分の好みでなかったときは大変なことになりますが…
ちなみに価格は、税込み396,000円と約40万円です。
Accuphase E-280の特徴
音を確認していると、とにかく解像度が高く、美しくてエネルギッシュであるという印象を受けます。
だれもが感動する音です。
すべての音域にエネルギッシュさを感じ、その中に美しさも共存しています。
例えば家電量販店で、他のプリメインアンプもデモ演奏していたとしても、飛び抜けて美しい音なのでE-280と気がつきます。
とてもエネルギッシュな音なのに繊細で美しい。
音の大事な部分を両立させています。
私の大好きなDENONの音よりも写実的で高解像度です。
高解像度でありながら聞き疲れしない優秀なアンプとなっています。
AccuphaseのダンピングファクターとDENONの違い
DENONの音の作り方は、あらゆる価値観が存在するこの世の中で、人が満足する音、ポイントをおさえています。
DENONはポイントを押さえるのが上手なのと、バランスをとることの美しさ・大切さを知っています。
そして、世の中のオーディオの流れを作り出してしまうこともできる企業です。
一方Accuphaseは、音の美しさや迫力を今ある技術で徹底的に追い込んで出来た音に感じます。
Accuphaseの各モデルの音色は直線上に表すことができ、基準となる美しい音色をもとに一貫性を持った造りであることが分かります。
ですので、Accuphaseの上位モデルに移行しても音の芯の美しさは変わらず、より美しく迫力のある音が楽しめます。
E-280がとてつもなく素晴らしい音色を奏でる要因として、ダンピングファクターが500あることとボリュームがAccuphase独自特許のAAVA方式をとっていることも大きな要因となっています。
ダンピングファクターは、数値が大きいほどアンプの出力インピーダンス(交流抵抗)が小さくなることを表すので、逆起電圧によるスピーカーの再振動を防ぐことが出来ます。
ダンピングファクターは公表していないメーカーが多いですが、大きいほどスピーカーを動かしやすいので有利です。
また、AAVA方式のボリュームは、音楽信号が可変抵抗体を通らないので、抵抗による音質変化を受けません。
ですので、高S/N比で低歪み率を保ったままボリュームを変えられます。
他の特徴としては2枚のオプションボードを挿入できます。
デジタル入力ボードを選べば、デジタル同軸ケーブル、光ケーブルとの接続、パソコンとUSB接続することが可能です。
E-280を基準にするのもあり。ライバルはE-380
Accuphase E-280は、一瞬言葉を失ってしまうほど美しい音を奏でてくれます。
今ある技術で徹底的に追い込んで音を作っていて、妥協がありません。
誰もが美しい音と感じるようになっており、音が好みであればオーディオ入門者がいきなり買っても長く使えるはずです。
このE-280を基準にスピーカーをあれこれ選んでみても良いでしょう。
ダンピングファクターが500、AAVA方式のボリュームの採用は、兄貴分のE-380も同じです。
E-280のライバルは、E-380になるでしょう。E-380は、より艶やかで上質な音です。
コストパフォーマンスが高いE-280は、買いと言えるでしょう。
感動する音を手に入れたいときは、購入候補からは絶対に外せないはずです。