はじめに
今回ご紹介する商品は、インシュレーターのTAOC TITE-25GSです。
このインシュレーターは、グラデーション鋳鉄製となっており、8個1組となっています。
インシュレーターとは、スピーカーなどの下に敷いて音質向上を目指すオーディオアクセサリーになります。
この商品は、真鍮製ではなく鋳鉄製で、それもあって密度の濃い音を聴かせてくれます。
そして、8個1組となっていてスピーカーを4点支持したい方には、使いやすい数となっています。
私は、インシュレーターを4点支持で使っています
最近は、インシュレーターを3点支持でする方法が流行っているみたいですね。
私は、バランスがとりにくくて、スピーカーも転倒しやすいので4点支持で使っています。
このTAOC TITE-25GSは、お値段が12,000円ちょっとしました。
たまたまですが、オークションサイトで中古が13,500円くらいからスタートで、新品の方が価格が安い状態だったので新品で購入することになりました。
TAOC TITE-25GSの良いところ
このインシュレーターの良いところは、密度の高い音を聴かせてくれるところです。低音から高音まで音が引き締まり、音のシルエットがしっかりと見えるようになります。
スピーカーが持っている、本来の音を引き出してくれるアイテムと言って過言ではありません。
昔、DALI IKON6MK2と言うトールボーイスピーカーを使っていたのですが、ピンスパイクだったので、オーディオボードの上にスパイクプレートで支えていました。
その小さなスパイクプレートが、真鍮製と鋳鉄製で音が異なって驚いた思い出があります。
鋳鉄製の方が私の好みの音だったので、今回も鋳鉄製のインシュレーターを探しました。
ちなみにIKON6MK2の時もオーディオボードにTAOCを使っていて、TAOC製品には信頼を寄せています。
現在使っているスピーカーはB&W607S2AEで、元々解像度が高くてヨーロッパ的な音もアメリカンな音も出せる素晴らしいスピーカーなのですが、このインシュレーターを使うと、さらに解像度が高くなり今まで聞こえなかった音まで聞こえるようになります。
実は、解像度が高くて透明な美しい音でも、耳に刺さる音色というものがあります。
所謂聴き疲れする音で頭まで痛くなることがあります。
このインシュレーターでは透明度も解像度も高くなりますが、疲れることなく長時間聞いていられます。
安心して使えるオーディオアクセサリーになっています。
この上質な音が、B&W607S2AEが持っている本来の音なのではないかと思います。
このインシュレーターの効果を端的に言いますと、①音が引き締まって、鮮明な音になる。②音がより細かくなり解像度が上がる。③音が広がり空間を感じさせてくれる。と言う3点になります。
もともと解像度が高くて美しい音を聞かせてくれるB&W607S2AEですが、このインシュレーターを使うことによってさらに美しく聞こえるようになります。
ただ、4番目の特徴として、これはスピーカーの種類ごとに違うはずなのですが、低音が少し弱くなると言うよりも芯のある音ではなくなります。
少し変な表現ですが、地に足が付いていない音です。代わりに鮮明さ・解像度と広がりが上がります。
私が使っているB&W607S2AEでは、インシュレーターを使わない方が、ボーカル、演奏者がそこにいるかのような実在感・リアリティーさはあります。
「今日は高解像度にしたい気分だな!」と言うときは、インシュレーターを使うというような使い分けをしています。
このインシュレーターの5番目の特徴として重量があります。
一つあたり250グラムあり直径は5センチもあります。
私の印象ですが、重いインシュレーターは、引き締まった音を出してくれます。
真鍮製の時には、音に威厳がないというか軽い音がしました。
純正のインシュレーターを貼り付けたまま使っています
私は、スピーカーの裏に純正の樹脂製のインシュレーターを貼り付けたまま、このTAOC TITE-25GSの上に置いています。
TITE-25GSの真ん中に穴があいていて下まで貫通しているのですが、スピーカーの裏に付いている純正インシュレーターをその穴を避けて置いています。
問題点の一つは、昔ながらのオーディオラック
私が使用しているオーディオラックは30年前の木製で、「DENON」の文字が入っていて横150センチ、奥行き60センチ、高さ50センチのラックで、天板は35ミリの厚みになります。
この天板にスピーカー、アンプ、CDプレーヤーを置いています。
スピーカーの振動が、もろにアンプ、CDプレーヤーに伝わってしまっているため音が濁る原因になっています。
でも、TITE-25GSを噛ますことで、多少は音濁りもなくなったのではないかと思います。
次の改良点は、オーディオラックですね。というかスピーカースタンドを買えば解決します。
スペースの関係と予算の問題で、後回しになっていますが…
オーディオテクニカのインシュレーターも気になる
買ってしまった後ですが、他のインシュレーターでは、オーディオテクニカのものが気になります。
私がよく行くオーディオ部門が充実している家電量販店でも、オーディオテクニカ製のインシュレーターを使っています。
ネットで検索するとよく出てくるインシュレーターは、オーディオテクニカのものだったりしますよね。
ただ表示された物は、6個1組と3点支持が基本となる数で、4点支持にしたかった私はやめておきました。
あと、真鍮とゴムのハイブリッド構造で鋳鉄製ではなかったことも、購入しなかった要因です。
まとめ
オーディオって面白い物で、ちょっと工夫を加えただけで音が変わります。
インシュレーターは、かなり音が変わるオーディオアクセサリーです。
スピーカーのインシュレーターは、3点支持の方が音が良いのでしょうか!?スピーカーが倒れそうで、私はやる勇気がありません。
インシュレーターも2千円台のものから、上は35,000円くらいのものが検索結果で出てきます。
オーディオアクセサリーの良いところは、スピーカーやアンプを買い換えてもそのまま使えるところです。
性能のいいアクセサリーを持っておけば財産になると言うことです。
わざわざオーディオアクセサリーまで買い換える必要は無いですよね。
皆さんも、毎日オーディオ機器やアクセサリーについて情報収集して見えるかもしれませんが、私のこのブログが少しでも役に立つことがあったら嬉しいです。
それでは、皆さんまたお会いいたしましょう。