【はじめに】
アイキャッチ画像は、B&W607S2AEになります。お間違いないようにお願いします。
オーディオ入門者の方向けにブログを書きたいとは思っているのですが、どうしても自分の好きなことばかり書いてしまっています。
オーディオ入門者の方に、寄り添う記事を書いていくにはどうしたらよいのかといつも考えています。
私自身、以前にミドル級のオーディオシステムを持っていたのですが、今はまたエントリークラスからやり直しています。
オーディオ歴も10年以上になっていますが、私が考えたことや感じ取っていることは、未だに入門者の方の考え方そのものなのかもしれません。
私は、いきなりミドル級のオーディオを買って失敗しました。どんなところが、どう良くて悪いのか経験が無かったので、買いそろえるオーディオアクセサリーも見当違いなものを選んでいました。
大は小を兼ねるとは言いますが、オーディオにおいてはエントリークラスの機材で経験を積むのが良いかと思われます。
オーディオに入門しようとしている方の問題は、やはりお金の問題なのではないでしょうか?
高額の物ばかりで、失敗できないと思いますよね?
どしても効率的なお金の使い方をして、コストパフォーマンスに優れた音を聞きたいと思ってしまうはずです。
ここで、コストパフォーマンスが高いスピーカーの紹介をしたいと思います。
DALI SPEKTOR 1
DALI SPEKTOR 1は、とてもコンパクトで低価格なのに良い音を聞かせてくれます。
私の持っているDALIのスピーカーのイメージですが、女性ボーカルを艶やかに奏でてくれるけれども、バックの曲はちょっとDALIの癖が強く出ているというイメージです。
曲はボーカルがメインと考えている人にとっては、何ら不思議ではない造りです。
SPEKTOR1を聴いて感じたことは、昔のDALIのスピーカーの強い癖が薄らいでいるということです。
スピーカーはどんな物でも特徴がありますが、SPEKTOR1はどんな分野の音楽でも美しく聴かせることができるようになっているので、オーディオ入門者の方が購入するのに向いていると思います。
SPEKTOR1は、とても聞きやすいピーカーとなっています。
音の立体感も普通にあり問題がありません。
でも、どちらかというとボーカルをきれいに聴かすスピーカーです。
SPEKTOR1は、低音も普通なので迫力と言う点を大切にするのなら、別のスピーカーが良いかもしれません。
力強さでは、DALI OBERON 1の方が上です。
SPEKTOR1は、音の緻密さ細かさなど解像度は悪くはありません。
先ほども書きましたが女性ボーカルがとても美しく聞け、ボーカルの歌っている位置がしっかり定まっていてとても印象が良いスピーカーです。
弦楽器も得意としていて、バイオリンもギターもとても美しく聞けます。
SPECTOR 1の価格は、実勢価格25,758円からでOBERON 1の方が3万円ほど高くなっています。
この価格で、この音を出せれば満足できます。最初はこれで十分だと思います。
JBL STAGE A120
「すべての領域において心地よい音色」を奏でてくれるスピーカーになります。
特にJAZZと相性が合いとても心地よく聞くことができます。
物価高騰を受け価格も上昇していますが、それでも、コストパフォーマンスが高くこれだけの音が聞けるなんて「凄い!」の一言です。
スピーカーの選び方は、個人の好みを優先するものであって「正解の選び方はない」と言えます。
ロックを聞いても不自然さはないし、SPEKTOR 1より、よりナチュラルな音な気がします。
聞こえ方としては、他のJBLのスピーカーのようにライブ的な再現方法で、小さなライブハウスでボーカルの前にいるかのように聞こえます。
JBL STAGE A120は、立体的な音と言うより音楽をムードで楽しめるスピーカーだと思います。
存在感・迫力のある音を大切にしているのではないでしょうか?!
SPEKTOR 1はDALIの音の癖が若干あり、以前にDALIのスピーカーを持っていたこともあり、私は聞き飽きてしまっているところがあります。
STAGE A120は、ウッドベースの音がとても心地よく再生されます。私のお気に入りのスピーカーの一つです。
音に酔いしれたいときにおすすめのスピーカーです。
まとめ
「DALI SPEKTOR 1とJBL STAGE A120どちらがいいの?」と聞かれたら、私だったらJBL STAGE A120をおすすめします。
やはり、ナチュラルな感じは若干STAGE A120の方が上な気がします。あと、私がJAZZをよく聞くことも影響しています。
ちなみに、どちらのスピーカーもシングルワイヤーです。
音の聞こえ方や音の好みは、人それぞれなのでご参考までに。
最もよい購入方法は、ご自分で実際に店頭に行かれて聞くことです。
これに勝るものはありません。
オーディオ入門者の方が、楽しくスピーカー選びをできるようにお祈りしています。